【2026年版】福岡の引越し費用はいくら?賃貸初期費用から家具家電まで解説

福岡の引越し費用は一人暮らしで40万~70万円が目安 賃貸有益情報

こんにちは!福岡の不動産会社で働く現役宅建士のもっさんです。

お客様から「家賃6万円なら、初期費用は20万円くらいですよね?」

と聞かれることがあります。

ところが見積もりを出すと30万円を超えることもあり、さらに引越し業者や家具家電のお金まで必要になります。

引越しってそんなにお金がかかるんですか?」と驚かれる方は本当に多いです。

私も初めて一人暮らしをしたときは、家賃以外のお金を少し甘く見ていました(笑)

福岡で一人暮らしを始める場合、賃貸契約から家具家電まで含めて約40万~70万円がひとつの目安です。

今回は福岡への引越しを想定して、必要な費用節約方法を宅建士として約7年間働いてきた実務経験を交えて解説します。

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。掲載料金は2026年7月時点の目安です。物件や契約内容によって異なります。

結論|福岡の引越し費用は40万~70万円が目安

福岡で新生活を始める場合、次の金額を準備しておくと安心です。

世帯引越し費用総額の目安
一人暮らし約40万~70万円
二人暮らし・同棲約55万~90万円
ファミリー約70万~120万円以上

家賃6万円で一人暮らしを始める場合は、次のような予算になります。

費用目安
賃貸契約の初期費用約24万~36万円
引越し業者約3万~9万円
家具家電・生活用品約10万~20万円
電気・ガス・Wi-Fi約0万~3万円
合計約37万~68万円

さらに旧居の退去費用や二重家賃が加わる場合があります。

家賃だけを見て「これなら払えそう」と判断せず、引越し全体で必要になるお金を計算しておきましょう。

賃貸契約の初期費用|家賃4~5か月分が目安

賃貸契約の初期費用は、一般的に家賃4~5か月分が目安です。

項目一般的な目安
敷金家賃0~1か月分
礼金家賃0~1か月分
前家賃・日割り家賃家賃1~2か月分
仲介手数料家賃0.55~1.1か月分程度
保証会社利用料月額賃料等の50~100%程度
火災保険2年間で1万5,000~2万円程度
鍵交換費用1万5,000~3万円程度
その他消毒費、サポート費、清掃費、町費など

同じ家賃6万円の物件でも、敷金、礼金、保証会社、付帯サービスによって初期費用は大きく変わります。

実務でも、

「家賃は同じなのに、どうして初期費用がこんなに違うんですか?」

と聞かれることがあります。

見積金額が違うのは珍しいことではありません。

気になる物件を見つけたら、申込み前に初期費用の見積書を出してもらいましょう。

現役宅建士が教える初期費用の確認ポイント

初期費用は、ただ「安くしてください」と交渉すればよいわけではありません。

費用の内容を確認して、相談できる項目と難しい項目を分けることが大切です。

敷金0円でも室内クリーニング費が必要な場合がある

私が福岡の賃貸実務で見ている範囲では、最近は敷金0円の物件がかなり増えました。

ただし敷金がない代わりに、

「退去時の室内クリーニング費として家賃1か月分」

などの条件を設ける管理会社も多くなっています。

お客様からすると、「敷金0円なのに結局払うの?」と思いますよね。

私もその気持ちはよく分かります。

正直なところ、もっさん個人としては最初から敷金として預ける形のほうが分かりやすかったと思います。

ただし室内クリーニング費が契約条件になっている場合、費用そのものを外すのは難しいのが現状です。

金額と支払い時期が契約書の特約に記載されているか確認しましょう。

また定額のクリーニング費を払えば、退去時に何も請求されないとは限りません。

故意や過失による大きな傷や汚れがあれば、別途費用が発生する可能性があります。

室内クリーニング費を退去時払いにできることもある

室内クリーニング費を外せなくても、支払い時期は相談できる場合があります。

例えば次のように確認します。

「室内クリーニング費が必須なのは理解しています。契約時ではなく退去時の支払いにできませんか?」

管理会社によっては、契約時に払うか退去時に払うか相談できます。

家賃6万円の物件なら、清掃費を退去時払いへ変更できるだけで、契約時に準備するお金を6万円減らせます。

これは値引きではありません!あくまで今払うか、退去時に払うかの違いです。

費用が免除されるわけではないため、退去時に必要なお金として準備しておきましょう。

仲介手数料の金額を確認する

居住用賃貸では、貸主と借主から受け取る仲介手数料の合計は、原則として家賃1.1か月分以内です。

借主一方から受け取れる金額は原則0.55か月分以内ですが、事前に借主の承諾を得た場合は異なります。

詳しくは国土交通省の「賃貸借取引の仲介手数料」をご確認ください。

実務では借主が家賃1.1か月分を負担する契約もあります。

見積書に書かれているからと流さず、金額と契約条件を確認しておきましょう。

不要なオプションが入っていないか確認する

初期費用を下げたいなら「家賃を安くしてください!」

と交渉するより、不要なオプションが入っていないか確認するほうが現実的です。

見積書には次のような費用が入っている場合があります。

  • 消毒施工費
  • 簡易消火器
  • 24時間サポート
  • 害虫駆除費
  • 書類作成費
  • 室内クリーニング費

これらは契約上必須の場合と任意の場合があります。

何でも外せるわけではありませんが、

「この費用は契約上必須ですか?」

と聞くだけでも違います。

任意なら外すことで数万円安くなる可能性があります。

見積書を見て分からない項目があるのは、まったく恥ずかしいことではありません。

分からないまま契約するより、契約前に確認するほうが大切です。

火災保険を自分で選べる場合もある

賃貸では火災保険への加入を条件にしている物件が一般的です。

ただし管理会社から案内された火災保険に、必ず加入しなければならないのかは物件によって異なります。

管理会社の指定がなければ、必要な補償内容を満たす火災保険を自分で探せる場合があります。

もっさんが実際に比較したケースでは、指定された保険と同程度の補償内容でも、2年間で約2,000~6,000円安くできました。

見積書を受け取ったら次のように確認してみましょう!

「火災保険は指定ですか?」

「同じ補償条件なら自分で加入しても大丈夫ですか?」

ただし保険料が安ければ何でもよいわけではありません。

借家人賠償責任、個人賠償責任、家財補償など、管理会社が求める条件を満たす必要があります。

管理会社指定の火災保険が契約条件なら、無理に外すことはできません。

初期費用の交渉をやりすぎるのは逆効果

初期費用は安いほうがうれしいですよね。

ただし何でもかんでも交渉するのはおすすめしません。

不動産会社が対応しているお客様は、あなただけではありません。

家賃、礼金、仲介手数料、清掃費、鍵交換費、保険、入居日など、すべての項目に細かい交渉を続けると、対応が難しいお客様だと思われる可能性があります。

オーナー様の立場で考えると、入居前から何度も無理な交渉をする方より、提示条件に納得して申し込む方を選びたくなるのも自然ですよね。

実際に同じ部屋へ複数の申込みが入った場合、細かい条件交渉が入っていない申込者を優先するケースがあります。

もちろん分からない費用を確認することは悪くありません。

ただし「確認」と「無理な値下げ交渉」は別物です。

不明な費用と任意項目だけを確認し、難しいと言われたら無理に粘らない。

このくらいの距離感がちょうどよいと、もっさんは思います。

個人的には数千円のために気に入った物件を逃すより、優先順位を決めて交渉するほうが賢明です。

部屋探しで失敗したくない方は、現役不動産屋が教える福岡の賃貸で失敗しない部屋探しのコツも参考にしてください。

引越し業者の料金|時期と距離で変わる

引越し業者の料金は、荷物量、移動距離、作業人数、引越し時期によって変わります。

世帯通常期の目安3~4月の繁忙期
一人暮らし2万7,000~9万円3万5,000~14万円
二人暮らし6万~18万円8万~30万円
ファミリー距離と人数で大幅に変動さらに高くなりやすい

参考:引越し侍・引越し費用相場

個人的にもったいないと思うのが、最初に見積もりを取った1社だけで決めてしまうことです。

同じ荷物と移動距離でも、業者によって料金が数万円変わることがあります。

実務でも、

「最初の業者で決めたあとに、もっと安い会社があると知った」

という話を聞くことがあります。

引越し料金には定価がないため、最低でも複数社を比較しましょう。

引越し月や曜日で料金が変わる理由は、福岡で引越しが安い時期と部屋探しの狙い目で詳しく解説しています。

電話が苦手ならLINEで比較する方法もある

一括見積もりは便利ですが、

「電話がたくさんかかってきそうで嫌だ……」という方もいますよね。

実務でも「電話が多すぎて疲れた」という声を聞くことがあります。

電話対応が苦手な方は、LINEで複数社を比較できるサービスも選択肢です。

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※申込み前に対応エリアとサービス内容をご確認ください。

旧居の退去費用と二重家賃も忘れない

新居の初期費用だけを計算すると、予算が足りなくなる可能性があります。

特に注意したいのが次の費用です。

  • 旧居の原状回復費用
  • 退去時の室内クリーニング費
  • 退去月の家賃
  • 短期解約違約金
  • 新居との二重家賃
  • 粗大ごみの処分費用

現在の賃貸借契約書を確認し、解約予告期間が1か月前なのか2か月前なのか確認してください。

例えば2か月前予告の契約なのに、引越し直前に解約を申し出ると、引越したあとも旧居の家賃を支払うことがあります。

一方で新居の契約開始日と旧居の解約日を同じ日にすると、引越し作業が間に合わない可能性もあります。

家賃の重複を減らしつつ、無理のない日程を組みましょう。

電気・ガス・水道・Wi-Fiにかかる費用

引越しが決まったら、電気、ガス、水道、インターネットの利用開始手続きも必要です。

入居日に電気がつかない。

お風呂に入ろうとしたらガスが使えない。

Wi-Fiの開通工事が1か月先だった。

こんなことになると、せっかくの新生活がいきなり大変になります。

物件が決まったら早めに手続きを進めましょう。

電気・ガス・水道の開始費用

電気と水道は、利用開始自体に大きな初期費用がかからないことが一般的です。

ガスは開栓時に立ち会いが必要になる場合があります。

電力会社を選ぶときは「基本料金0円」だけで判断せず、基本料金、電力量料金、燃料費調整額、市場連動の有無、解約金を比較しましょう!

「基本料金0円だから絶対に安い」とは言い切れません。

現在の電気料金とシミュレーション結果を比較してから判断しましょう。

※切り替えによって必ず電気料金が安くなるわけではありません。料金と契約条件をご確認ください。

Wi-Fi・インターネット費用

Wi-Fiは月額料金だけでなく、開通工事費と利用開始までの日数も確認しましょう。

項目費用の目安
光回線月額約4,000~6,000円
ホームルーター月額約4,000~5,500円
開通工事費0~4万円程度
事務手数料3,000円前後

「工事費無料」でも、工事費相当額を毎月割り引く仕組みの場合があります。

途中で解約すると工事費の残債を請求される可能性があるため注意してください。

また賃貸マンションでは、希望する光回線を引けないことがあります。

契約前に管理会社へ、

「この部屋で利用できるインターネット回線は何ですか?」

「個別に光回線の工事をしても大丈夫ですか?」

と確認しておきましょう。

家具家電|最初から全部そろえなくていい

一人暮らしで家具家電を新品購入する場合、約10万~20万円が目安です。

優先度家具家電
入居初日までに必要冷蔵庫、照明、寝具、カーテン
早めに欲しい洗濯機、電子レンジ、テーブル
後からでもよいテレビ、ソファ、掃除機、収納家具

新生活になるとテンションが上がって色々買いたくなるんですよね(笑)

ただし入居前に買いすぎると、

「冷蔵庫がキッチンに入らない」

「洗濯機が防水パンに収まらない」

「ソファが玄関を通らない」

という失敗が起きます。

不動産の実務でも、家具家電のサイズに関する相談は意外とあります。

おしゃれな家電を見つけると先に買いたくなりますが、採寸してからでも遅くありません。

購入前に、設置スペース、玄関や廊下の幅、搬入経路、洗濯機の防水パンを測っておきましょう。

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引越し費用を安くする8つの方法

引越し費用を抑えたい方は、次の方法を試してみましょう。

  1. 3~4月の繁忙期を避ける
  2. 引越し業者を複数比較する
  3. 平日や時間指定なしの便を検討する
  4. 不用品を引越し前に処分する
  5. 初期費用の任意オプションを確認する
  6. 清掃費を退去時払いにできるか相談する
  7. 火災保険を自分で選べるか確認する
  8. 退去日と入居日を調整して二重家賃を減らす

ただし初期費用の安さだけで物件を選ぶのは危険です。

敷金・礼金0円でも、短期解約違約金や退去時の室内クリーニング費が設定されている場合があります。

「契約時に安い物件」と「最終的に支払う総額が安い物件」は同じとは限りません。

入居から退去までに、いくら必要になるのか確認しましょう。

福岡への引越し前に読んでおきたい関連記事

福岡で住む場所を探している方や、現在の部屋を退去する方は次の記事も参考にしてください。

まとめ|家賃以外の費用まで計算しよう

福岡で一人暮らしを始める場合、引越し費用の総額は約40万~70万円が目安です。

特に大きいのは、賃貸契約の初期費用、引越し業者、家具家電の3つです。

初期費用を抑えたい場合は、家賃の値下げだけを求めるのではなく、任意オプション、清掃費の支払い時期、火災保険の指定などを確認してみましょう。

ただし交渉のしすぎは逆効果です。

確認したい項目を絞り、難しいと言われたら条件を受け入れるか、別の物件を探すのが賢明です。

引越しは一度に多くのお金が動くので不安になりますよね。

私も実務で色々なお客様を見てきましたが、あとから困らない方ほど、契約前に見積書と契約条件をきちんと確認しています。

何となく安そうという理由だけで決めず、項目ごとに必要な費用を整理しておきましょう。

この記事が福岡で新生活を始める方の参考になればうれしいです!

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